世界で一番綺麗なメロディーを君に贈る

作者R

当たり前の日常は一瞬にして崩れ去る。

ピアノを生き甲斐にしていた僕の側にはいつも君がいた。
君の姿は見たことがない。
僕はそれで良かった、そんな関係が良かった。
いつも君は嬉しそうに、楽しそうに言うんだ。

ーねぇ、ピアノ弾いて?

君が、そう言っていてくれていたのに。
僕は、全ていつも失ってか…

 


これは僕と君との



ただのお話



さて、今日もピアノを弾こうか



「  」



君に贈る、このメロディーを