幼なじみで隣人の一条誠。近い存在のせいで彼を異性として見れなかった中江美弥。誠からの突然の告白に男を意識しすぎて断ってしまう。でも、その日から意識は恋心に変わっていった。そんな気持ちを心に秘めたまま大学2年の夏が来る。
小さいころ私の後ばかり追いかけ
置いてけぼりをくらうと
泣きじゃくっていた誠。
「美弥、これからは
恋人して俺を支えてくれないか」
あいつは、いつの間にか男になっていた。