子供の頃、祥乃はいつも僕の傍に居た。あの頃の『あの思い出』は・・・今も僕の胸に鮮明に蘇る。でも、今、祥乃は・・・・・僕の手の中から飛び立とうとしている。あの日・・・・自分に自信のない君は、雅基を信じられず、そして、自分の気持ちを雅基に伝えられず、ただ、その場に佇んでいた祥乃…もっと見る