私、藍花。 月本藍花(つきもとあいか)
同期入社の、星崎聖(ほしざきこうき)
新人時代から、星崎は苦手だった・・・・
何かと、絡まれてキツイ事を、言われる。
私は、泣く。そして、また、言われる・・・
でも、同じ課に所属された。
星崎は、仕事が出来るだけに、逆らえない。
勿論、反論しても、言い負かされる。
苦手から次第に、嫌いになった。
ううん・・・初めから嫌いだった。
30歳のあいつは、今、私の上司になった。
一層、仕事が出来る課長になった。
私は、星崎を見るのが・・・嫌だ。
私を、見る、あの目。あの視線。
心を、見透かされている様で、怖い。
もっと、もっと、嫌いになった・・・・
筈、だったのに・・・・
何、この展開・・・聞いてないよぉ。