死神に一目惚れしました

作者ねさき。

衝動的に仕事を辞めてしまったひなは、自堕落な日々を過ごしていた。

ある日、買い物帰りの公園で、不思議な雰囲気を持つ男性に出会う。
冷ややかな表情と、人間離れした陶器のような白い肌。
思わず、声をかける。

「私、あなたに一目惚れしちゃいました」

「……第一声がそれですか?」

「隠し事できない…