自分が精霊魔術師であることを隠し、ランクCの剣士としてソロの冒険者をしている、主人公サラウス・ディメル17歳。
この世界では、精霊魔術師は貴重かつ脅威の存在として、国に一括管理されていた。
偶然が重なって、今も捕まることなく一人悠々自適な旅を続けていた彼。
しかしある日、突然の雨に降られて逃げ…
- コメント–
- スタンプ–
- しおり–
『よく来たな我が末裔よ。さぁ、この世界の勇者として共に魔王を打ち滅ぼそうではないか!』
「謹んでお断りさせていただきますっっ!!!」
深々と地面に突き刺さった剣に向けて、俺は骨髄反射の速さでそう叫んだ。