物語全体のあらすじ
他の国から遠く離れた島国「オッド」その国に住んでいる島民は他の人間とは違う特徴がある。ほとんどの島民の体に埋め込められている宝石のような物体「コア」。島民はそのコアから力を借り、様々な能力を使うことができる。能力は人々の生活を支え、島に平和をもたらしていた。
だが主人公、ラキ・コバヤシはそのコアを持っていない。代わりに体のどこにコアがあるかを見つけることができる。しかし差別などはなく、親友と呼べる友達、モルト・ブレイズ、トウキ・コールドがいた。
ある日、突如コアを持った怪物「ジャナヴァル」が現れる。ラキの妹、そして街の人々が次々とジャナヴァルに殺されていく…。母を目の前で捕らえられてもラキは恐怖で動くことができなかった。
幸いラキは、翼を生やす能力をもつイーグ・ハーバードに助けられる。だが恐怖で動くことができなかったこと、家族を守ることができなかったことを悔い、イーグの施設で修行をする。
同じ、能力を持たない子がその施設にいた。そこにいた子は皆家族をジャナヴァルに殺され、復讐のために修行をしていた。同じ境遇の仲間とともに修行に励んでいた。そしてその2年後、親が生きているかもしれないという知らせをイーグから聞く。その話を聞き、我を失って脱走した仲間の2人が殺されてしまう。それによってラキのジャナヴァルに対する復讐心が高まる。
三年後、ついに修行を終え、残った仲間の1人、シン・タカギと共に、ジャナヴァルを倒す軍団「怪倒軍」に入団するため故郷に帰る。
故郷に帰り、親友モルトと三年ぶりの再会を喜んでいる中、三年前とは違う見た目のジャナヴァルが出現する。その口元にはもう1人の親友、トウキの死体…。三年前と同じように恐怖で動けないラキ。だが目の前でモルトが襲われていく…。
はたしてラキはトラウマを克服し、親友を助けることができるのか…。そして無能力でどうジャナヴァルに立ち向かって行くのか…。