私の日常は彼に奪われた

作者だんご










「誰かを愛するって、吐き気がするくらい気持ち悪い行為だと思ってたよ。

君に出会う前まではね。」




「相手の自由を尊重しないのは愛なのですかね。


だとしたら、貴方は精神科医に行った方がよろしいかと思いますが。」





「確かに俺は端から見れば所謂異常者何だろうな。ただそれをいうなら俺に親を殺されて喜んでる君もだろうに。」





「そう感じることは仕方のないんですよ。

ただ、少し黙ってて下さい。

熱々の鍋でも顔面にぶっかけたくなります。」














_私はある日彼に親を殺され、監禁された。