性なる魔女と五色の騎士

作者佐和山進一郎

セックスした相手の魔力を極限まで高める【性なる魔女】。その能力を巡って、五色の騎士が繰り広げる性のお伽噺。
豪快で情熱的な紅の騎士。オレ様的性格で媚薬の魔法を使う蒼の騎士、艶やかな美女でフタナリな碧の騎士、エルフ族で童貞少年の黄色の騎士、闇落ちした触手遣いの漆黒の騎士、タイプの違う五人に翻弄される…

田舎町の食堂で働いていた少女コメリーは、

18歳の誕生日に突如として【性なる魔女】として覚醒する。

王都に向かうことになったコメリーは、その道中で魔物に襲われる。

全裸に剥かれ、犯されそうになっていたところを、

馬で駆けつけてきた紅の騎士・ジャンルーカに救われる。

だが、魔物たちの追撃からは到底逃げ切れそうにない。

するとジャンルーカは、疾走する馬上でコメリーの処女を奪ってしまう。

極限の緊張状態で、不本意ながら昂ってしまうコメリー。

その身体が眩い光を放つと、ジャンルーカの魔法剣が飛躍的に威力を増す。

セックスしてイカされた相手の魔力を極限まで増大させる。

これが【性なる魔女】の力なのだ。

その力は悪用されれば恐ろしいことになる。

コメリーは騎士団に協力して、魔女の力を狙う者と戦うよう命じられる。


自分の運命が受け入れられず、逃げ出そうとするコメリーだったが、

攻撃魔法の天才、蒼の騎士・デルフィーノに見つかって、

彼の指が持つ【媚薬の魔法】の力でその身体を開発されてしまう。


その後、美貌とフタナリの持ち主で、防御・回復魔法の達人、

碧の騎士・シモーネとのレズセックスで疫病に苦しむ患者を救い、

エルフ族の出身で、自然を操る魔法が得意な少年、

黄色の騎士・ニコロを筆下ろしして、火山の噴火を鎮めるコメリー。

騎士たちとの関わりの中で、自分の存在意義を知っていく。


そんなある日、コメリーは漆黒の騎士・ウバルドが操る触手に襲われ、

魔女の力を巨大ゴーレムの精製に利用されてしまう。

かつて王国最強の騎士だったウバルトは、

闇落ちして魔王と呼ばれる存在になっていた。

その魔力は他の四人の騎士に比べて圧倒的で、

ウバルトはゴーレムを使って王宮を占拠、王国の支配を宣言する。


四人の騎士とコメリーは一計を案じ、

コメリーとの5P同時プレイによってその魔力を結集すると、

どうにかゴーレムを破壊して王国の危機を救う。


だがしかし、ウバルト本人は逃亡して姿を消していた。

【性なる魔女】を巡る騎士たちの物語はまだ始まったばかりなのだ。