「最後の春休み」
面白かったです。

初恋は、
人生で一度だけ。
だから、
忘れられない、
初めての心。

ドキドキしたり、
なかなか
会えなくて、
寂しくなったり。
春の桜、
ソメイヨシノが、
満開だった、
あの頃を思い出すみたいに、
(初恋の)
あの人のことを思い出し、
小さな古本屋に入って、
文庫本を手に取ってみる。

「夏草冬濤」
ずっと昔に書かれた
その作品が、
二人を繫げる
キーアイテムみたいになって、
白黒だった作品に、
再び色がついてくる。