人の心の熱が手に取るように分かる作品。皆が憧れるきらびやかな世界に身を置いている筈なのに、何をしても心が動くことなく冷めきっていた灰音が、一人の女性との出会いで狂い始める様子がとても興味深く、すぐに最終ページまで読んでしまいました。美しい旋律のような文章にも脱帽。今後、どうなるのか凄く楽しみです。