今でも、時々ふと、
あの日のことを、思い出す。
それは、僕の、青い春。
天色の、おもいで。
涙が滲んだ音が、僕の耳朶を揺らした。
「ばいばい」
この物語は「一片雲は天色に望む」とリンクしているお話です。
青の名前と雲の名前を掛け合わせる企画で生まれたお話です。
叢雲(むらくも) × 天色(あまいろ)