五大財閥の一つである小野田家に使用人として雇われた上辻信子は、ある日、庭園の手入れをしていた時、小野田家の次女である紗良に出会う。その日から紗良は信子のことが気になって、彼女が掃除している所を屋敷中探し回って、話しかけるでもなく、ドアを少し開けて覗くだけの日々が続くが…。