座右の銘は「''愛が重い''と感じるのは、受け止められるだけの度量を持っていないヘッポコだという証拠」という恋に恋する女子高生、篠月春。そんな春が失恋直後の下校中に下り坂をノーブレーキで駆けて自分を轢きかけた『現泉屋』の配達員と名乗る男、白銀千太郎と出会う。白銀千太郎は春とぶつかった際にひとつ…もっと見る
大切な誰かに、伝えたいこと、届けたいものが貴方にはありますか?
現界と泉界を繋ぐ、黄泉街道(よみかいどう)にある郵便屋・現泉屋(げんせんや)。
二十四時間三百六十五日、いつでも貴方の大切な想いを承り、お届け致します。
現泉屋・当主 毘比野沙羅(ひびのさら)