家の格差などを理由に相手に問題があっても婚約が解消できない令嬢のため、
ターゲットに近づき自分に惹きつけ、一方的な婚約破棄を行うよう焚きつける──婚約破棄の代行業をしているヒロインは、あるとき 夜会で、緊張気味のヒーローにアドバイスをして以降、ヒーローに付きまとわれるように。
ヒーローのせいで仕事もままならず、面倒なため恋人がいると嘘をつき、ヒーローも諦めようとするが、その後ヒーローが明らかな結婚詐欺に遭っているところを見つけ、やむを得ず助けてしまい、またもやヒーローから逃げながら、仕事をなんとかこなしていくヒロインの日々が始まる。