バーラス王国の末の姫ティアナリーゼは公に知られることなく、忌み姫と呼ばれ城の奥でひっそりと暮らしていた。彼女が12歳になったある日、彼女の元に銀髪の騎士ジークが護衛騎士として派遣されてきた。ティアナリーゼとジークと乳母のロベルタの三人だけの生活は穏やかに過ぎていった。閉ざされた小さな箱庭の中…もっと見る