月刊小説誌の校了明け。徹夜の出張校正を終えて印刷所を出てきたら、目の前に担当作家の先生が立っていた。新人編集者のわたしは、その作家さんのことをひそかに想っていて……。イケボな推理小説家×新人編集者の恋のはじまり♪
いつも穏やかな彼の笑顔が、
なぜか一瞬、
意地悪く見えた。
目の錯覚かな?
「ちょっと妬けるのは事実かな」