鈍感なキミに何度でも伝える

作者巴 雪夜

学校帰りの少女と少年は駅のホームに設置されているベンチに座って電車を待っている。いつもと変わらぬ日常に少女は少年に問う。

「キミって鈍感だよね」

とある学生の小さな恋の話。