自分の手じゃ死ねないから、

作者新羽梅衣

▶ 死にたがり少女 と 謎の隣人

「苦しまずに穏やかに死ねるなら、それがいちばんいいけれど、あなたになら手酷く乱暴されてもいいよ」

借金を抱えた親の肩代わりをするためにヤクザに売られた真冬は、隣の部屋に男女が引っ越してきたことに気付く。
ある雪の降る夜、真冬はベランダで隣に住む謎の男に出会う。


もう死にたいって思ったときに

自分の首をね、

力いっぱいベルトで絞めるの。


でもすぐに頭がぼーっとしてきて

限界が来る前に手の力が抜けちゃって

結局わたしは死ねないの。


。゜⋆。゜⋆


彼女はそう前置きすると

僕が逆らえないと知って

残酷な願いを口にした。


自分の手じゃ



「自分の手じゃ死ねないから、

あなたの手で殺されたい」


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飼われる少女 と 隣に住む謎の男

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(c) NIWA


※この物語はフィクションです。自傷行為を始めとする暴力描写や性描写が出てきますが、このお話はそれらを推奨するものではありません。また、苦手な方は御遠慮ください。


♛ 素敵なコメントありがとうございます!

 あーちゃん様