女とはいかに愛されたい生き物なのかと思いながら自分の感情を抑えることができないでいた。
お互いに自分だけを一番だと思い込んでいることから起こる悲劇と、その悲劇のなれの果ての目撃者になるのは全くこの当事者とは関係のない意外な人物となる。
ラストシーンは二人の愛を永遠に、そして耽美な世界へといざなう。