恋愛以外の選択は間違えたことがない久住玲緒奈は、ずっと好きな人がいるけれどその選択は間違えてばかり。彼と結ばれるための選択が正解する時が来るのだろうか。
《告白するために声をかける》←《また別日にする》
そのとき、別のクラスの人が廊下から、教室にいる彼に話しかけた。
「那須ー!行こうぜー。」
「おうっ。」
返事をして、彼は席を立ち教室を出ていった。
「また、ダメだったの?」
親友の、翠に慰められる。
私は、恋愛の選択を間違えてばかりで、タイミングも悪い。