怨獄の静
恩極村(おんごくむら)の少女、
その復讐の為、静は霊獣を身に宿し、国を守護する護人育成の学び舎、霊山泊に入塾し、四霊獣玄武の力を行使する道術、玄道を身につけていた。
修行の一環として、他の霊山泊へと参加する静と仲間たち。
だがそこは、筆頭である白郷摩理による修行と称しての苛烈なイジメが横行する狭い世界だった。
仲間を傷つけられ、白郷摩理と対立する静。
だが彼等は知らない。
その場所ですら、八卦衆の新たな狩場である
事に。
白郷摩理の奸計により、招き入れた城主無明忠明の軍勢に急襲される霊山泊。
その最中に正体を現した八卦衆が、白郷摩理に襲いかかる。
絶対のピンチに覚醒する静。
果たして、静たちと仲間の運命やいかに!