呪火(しゅか) -呪詛の姫君と刃の防人-

作者Yura。

碧陵国、志泉州。志泉領主家の娘である火恋(ひれん)は、不吉な赤い髪故に家族から家族として扱われず、邸の者達からも忌避されていた。その赤い髪は、おぞましい呪詛の証だったから……。離れにこもり、喋る小狼のシロと静かに暮らしていた。ある日、名も知らぬ花の夢を見た火恋は何者かに呪詛をかけられてしまう。腕に…