妖の住まう常夜に入り、面をつけ妖を祓う面妖師。その1人である瀬藍(せら)は、仲間の役に立てず自分に自信を持てないでいた。どうにか役に立とうとする瀬藍であったが、とある事件をきっかけに仲間の面妖師たちの元にいられなくなってしまう。そうして行くあてもないまま彷徨い歩いた先で出会ったのは、武人に仕える面…