平穏な日々にさようなら〈序〉【完】

作者くれは

何よりも平和に生きたい私に突然厄災が。

「俺のオヨメサンになってよ」
意味のわからない言葉を並べては私の首筋に立派な牙を突き立てる。

ー夢なら早く覚めてよ。



「みーつけた。俺のオヨメサン」




真っ赤で、猫の目のような縦に細い瞳孔で睨みつけられれば体は瞬く間に硬直する



そして、容赦なく獣のような尖った立派な歯を首筋に突き立てる



「…っ、た、すけ…っ」



「俺からは逃げられないよ?」




人間のフリをしたソレは私を花嫁にしたいらしい





❕caution❕


ヴァンパイア出てきます

吸血シーンもたぶんたくさんあります

苦手な方は目をつけられて噛まれる前にお逃げください