神様に願う時、幾億もの星を見上げて

作者浅野夕雪


ずっと同じ夢を見ていた。



高い塔の上から落ちた時、何かがポキッと折れた気がした。


自分の必要とする何かが、無くなっていることに気付いた。


それは昔から探していたもの。



何万年も、


何億年も、


ずっと、ずっと探していた、自分の求めている何か――――。



星空




目に見えない何かに引き寄せられるように


私はあなたから離れられなくなっていった。









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