まだ女性の社会進出や進学が進まず、戦争の気配が迫る時代。八乙女ツクス(通称、おとめ)は自分が魔女である事、自分の持つ『力』が魔法である事を知らなかった。ある日、勤労動員の補習の最中、女性解放戦線を名乗る組織が現れた。目的はおとめの幼馴染、大郷司万千(ダイゴウジマチ)で、彼女をこの国の指導者にするこ…