香我美一族。それは戦乱の世、龍の血を引く人間と畏怖される存在だった。生まれ持った身体能力や妖力を生かして世間の揉め事を解決し、血に塗れて人々を救う。始末屋は国の便利屋として重宝されていた。"十代目龍の娘"である蓮は、双子の姉の蘭、家臣の銀、武蔵とともに始末屋として旅をしていた。妖怪の残り香…もっと見る