物の化身が見える、濁った翡翠の瞳を持つオッドアイの青年、瀬々市愛。
愛の幼なじみで歌舞伎の家に生まれた青年、御木立多々羅。
持ち主を思うネックレス、隠された結婚指輪、黒い影を纏う禍つものなど、それらの思いを聞き、物達の思いに寄り添いつつ、彼らの、愛の、人との絆を深めていく。
瀬々市の家族、時の喫茶…