今年に入って、新興宗教、占い師、スピリチュアル団体の教祖が相次いで殺される。犯行の特徴は、必ず被害者の指が切り取られ、背中の皮膚が焼かれるというものだった。
刑事である相川と高倉は、それらが同一犯、もしくは同一グループによる犯行だと考える。捜査を続けて行くうちに、これらと同じ様な事件が過去にも起きていたことを突き止める。
『赤鴉団事件』
二十数年前に人々を震撼させた殺人事件。
赤鴉団と名乗る一味が、全国各地にいる霊能力者を次々と殺害。特徴は、犯行後必ず現場に『自らを偽り、人々を惑わす者。天に代わって誅伐す』と墨で書かれた紙が残されていた。そこには赤い鴉の印が。
相川達は繋がりを探るため、事件が起きた用田村という集落を訪れる。
そこで待ち受けたものは――。
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