ストーリー概要と設定
『前世で罪を犯したものは神によって刻印を打たれる。しかし、刻印には少しばかり神の力が混ざってしまう』
『そして本当の名前を奪われる』
こんな話が言い伝えられる世界でエイレンは背中に大きな刻印を持って生まれた。
そう、彼も前世で罪を犯したものだったのだ。
故に生まれた時から家族と引き離され北方にある小さな村・マルムの教会に預けられた。
時を同じくして刻印を持つ少年・ルルカリも自分を匿っていた一族の集落が彼の留守中、何者かによって襲われる。罪人教会によって保護された彼もまたマルムの教会に住むことになった。
2人の少年はシスター・アリアと共に周りから鼻つまみ物にされながらもなんとか暮らしをつないでいた。
そんなある日アリアが病に倒れる。罪人のエイレン達の願いは聞き入れられず治療を受けさせることはできなかった。
迎えた最期、アリアは「2人を本当の名前で呼んであげたかった」と涙を流し旅立つ。
2人はアリアの墓を建てると、決意する。
「旅に出て本当の名前を取り戻す」
与えられし刻印は『爆裂』と『波紋』
2人の闘いは、今始まった!!