古くから照明器具として用いられた「夜灯石」その不思議な輝きは、人々を魅了していた。
老舗高級照明制作会社、灯火照明工房の調達部に所属している守屋志之介と佐倉朱実は、夜灯石採取先として派遣された町で神沢学と出会う。
学は二人から、夜灯石採取のための現地ガイド、絵の技巧から記録係、また宿泊先と食事提供…