ストーリー概要および物語の設定
ある異世界の路地裏で、女刑事のエマ・ルーナは自分の無力さに打ち拉がれて泣いていた。
そんな彼女の前に転生者の男が現れる。
エマの人生は転生者との出会いによって狂い始めていく。
男は『透明化』、『透過』、『変身』という信じがたい能力を持っていた。
その能力を利用したいエマは男を色香で惑わせ、自分のパートナー(捜査協力者)にする。
エマから「センタ・ワトソン」という名前をつけられる記憶喪失の男。
そして、法で裁けない犯罪者を追い詰めるため、エマはセンタの能力を使って証拠の捏造など手段を選ばない正義を実践していく。それは、地球での常識を覚えていたセンタに葛藤と苦悩をもたらすことになる。
エマは同僚のフラー・ガブリエルとセンタが恋仲になることを恐れ、彼を奪われないように誘惑する。
やがて、違法な方法によって犯人の命を奪っていくことでエマの人格は闇に染まっていき、増長する彼女の暴走にセンタは巻き込まれていく。