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輪廻の花と言う言葉にひかれて読ませて頂きました。狼の語り口調で進むお話。短い文章の中に蝦夷の雄大さを感じられて、住んでいた事があるので、時代は違えど懐かしく感じて……。輪廻の花は本当にあるのか?本懐は果たされなかったけれど、呪われて、長い長い時間、なりたかった人間を見続けた彼が、どんな答えを出したのか、最期に故郷に戻った彼がどんな気持ちだったのか想像するだけで胸がいっぱいになります。短編の中に物凄い広がりを感じました。素晴らしい作品ありがとうございました。長くてすみません💦