キミと結ぶ一途な心

作者三宅 あおい

 咲は過去の出来事が原因で極度の男嫌いとなってしまう。
 高校二年生になった咲は、幼なじみの後輩である理玖に協力してもらい、男嫌いを克服することになった。
 しかし最初は目を見て話すこともできず、理玖を避けてしまう咲。
 それでも理玖は咲に呆れるどころか、男を怖がる咲を本気で心配してくれていた。



過去の出来事が原因で

極度の男嫌いになってしまった私。




男の人と話するのはおろか

目すら合わせられない。




そんなある日、幼なじみの後輩が協力者となり

男嫌いを克服することに⁉︎





*****



「先輩、そんなに怯えないでください」

御坂 理玖(みさか りく)



×××



「これ以上はダメっ……」

木原 咲(きはら さき)



*****






徐々に溶かされていく心




日に日に甘くなる御坂くんに

私の心は乱されていき───






「かわいすぎる先輩が悪いんで無理です」





\気づけば御坂くんの虜になっていた/