播磨の国の見習い巫女の玻瑠璃(はるり)は、ある日突然、祖母と従姉を失う。二人の命を奪った人物の魔の手を逃れ、玻瑠璃は復讐を誓う。まだ異能が完全に開花していない彼女は、生まれたときから一緒にいる宝珠の精霊の珠王丸の助言により、彼女の能力を開花させてくれるある人物を訪ねて京の都へ向かう。

道中、巨椋…