愛(かな)しき常世のひととき

作者藤城ゆえ

夜になると獣になってしまう呪いをかけられた少女は森に身を潜めていた。
しかし、隣町の獣嫌いの王子がやってきて、捕まってしまう。
王子は、獣である少女のことを殺すつもりだったが、朝になり、少女の姿に戻った彼女に惚れてしまい――。