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楠木律からのメール、週に半分は、自宅勤務で。市販のルーを入れて、シチューを作る。そんなささやかな日常が、幸せだと感じられる。楠木律と過ごした、1年間を振り返りつつ、今は、一人で生きていけると強く思う。果織、果織「俺は」そんな律の言葉が、通り過ぎていく日常の中で・・・・。一人、街を歩くうちに、目指すものを見失う。ここは、どこで?どこに向かっているんだろう、と。