「よお、てめぇ······死にたがりか?」 高校2年生の春。校舎屋上から飛び降りようとしていた私を止めたのは、オレ様気質な同級生だった。彼と出会い共に過ごすうちに、生きる意味を見いだし、恋心も芽生える。絶望しかなかった人生に、希望が持てるようになったんだ。 ────彼が死ぬまでは。 …もっと見る
自殺少女と夏の亡霊