幾夜は職場の書店で夢未という少女に出会う。夜中まで書店に残っている彼女を放り出せずに自宅まで送り、父親から虐待を受けていると知る。夢未と幾夜は本を通して交流を深めていく。児童文学に見る、想いを口に出すことの大切さ、世の中から得るためでなく与えるために生まれてきたと思うこと。幾夜の言葉に包まれ成長を…