ログインすると作品コメントが投稿できます
面白かったです。でも、最後は衝撃的で、事実が読み手の思考に、追いつかないまま、読み進めていく感じでした。夢未と星崎絵本で出会った二人は、成長して・・・・、次第に他の本の話を始めていく。その一方で夢未と両親との関係、特に父親との関係は、何も変わらないまま。時間は、ゆっくりゆっくり星崎との関係や周りの状況を変えていき、最後のページへと向かっていく。夢未の病気のこと、ピストンの音。そして、星崎とのこと。大きく変わる展開と変わらない星崎への想い気持ちだけは、正直に、(大切な)誰かのことを想い続けていく。