歪んだ愛。痛みを伴う愛情表現。その先の未来。終止符を打つのか、打たないのか。2人にしかわからない、2人だけの世界。そこには歪な愛の形があった。

指先、足先、と末端から冷たくなって、


感覚がない。


まるで細胞たちが一斉に生きることを


諦めるかのように。息が吸えない。


目の前が真っ暗だ。



触れちゃいけない。


もう、戻ってはいけない。


頭では解っているのに。


でも、手を伸ばしてしまう。


君に触れると、体を電気が駆け抜ける感覚。


やっぱりこの暗闇から抜け出すには、君が必要で…


この真っ暗な、奈落の底から救い出してくれるのは、なんだかんだ君の手で…


この息もできない、苦しい現象は、君にしか治せないんだ。


まるで麻薬。


共依存して、病みつきになっていく。


ハナレラレナイ。