辿り着ける者と、そうでない者がいるらしい。畦道を進むと広がる光景は、人それぞれ。
山の洞窟、あばら家か?
それとも絢爛豪華な朱の御殿か?
中で待つのは、人か?幽鬼か?
はたまた神か?
ご覧候え、
ここは、現し世か?
それとも、常世か?

朝には紅顔ありて

夕には白骨となれる身なり。

【御文章】