【Lost Dragonia】―故郷を失った少年と、故郷を探すドラゴンの旅―

作者桜良 壽ノ丞

150年前、ドラゴンと人の戦争により大地は荒廃。地上を毒霧が覆った。
人々は毒霧のない高地に逃れ、幾つかの町や村を築き上げたが、
文明は破壊され、皆がかつての技術を細々とつないで生きている。

そんな世界の中にあり、近隣の村から焼き討ちにあった廃村、ラヴァニ村。
そこにはまだ1人のヴィセという少年…

表紙


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●ヴィセ・ウインド

山奥の集落「ラヴァニ村」に住む青年。

村が焼き討ちに遭い唯一生き残った彼は、孤独な少年期を過ごした。

壊れた祠から蘇ったドラゴンと共に村を離れ、

ドラゴンの楽園「浮遊大地ドラゴニア」探しを手伝うことに。


●ラヴァニ

ラヴァニ村に500年間祀られていた、封印されしドラゴン。

ヴィセの不注意から復活を果たしたものの、500年の間の世界の激変を知らず、

ヴィセを頼って故郷ドラゴニアへ帰る手段を探す。


●バロン(イワン・バレク)

ユジノクのスラム街で生きる孤児。

毒霧に包まれた廃墟でスクラップを拾い生活をしていたが、

仲間が化け物に襲われ行方不明になり、ヴィセに助けを求めた。

それ以降、ヴィセと共に行動し、強引に旅への同行を取り付けた。


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小説・イラスト:桜良 壽ノ丞