彼氏にフラれ、やけ酒をした帰り、篠宮絢音は裸の少年を拾って帰る。「帰る家なんて無いよ。家出してこれまでの間、センパイの家を転々としていたからね」寂しげに笑う、喜多島北斗という名の不良少年にシンパシーを感じた絢音は、しばらく少年と生活を共にする事を決意する。彼氏とも兄弟とも違う少年との、…もっと見る
27歳篠宮絢音は、16歳の喜多島北斗を精一杯愛そうと思った──。