(コミック原作版)偶像<アイドル>に恋したわけじゃなくて

作者nn.party

<俺が恋したのは、アイドルとしての彼なのか、それともお隣さんとしての彼なのか──>

変化のない日常に退屈していた、冴えない独身サラリーマン・秋津貴臣。
一人暮らしのマンションの隣に住んでいたのは、今をときめくアイドルだった!

サラリーマン×アイドルの年の差ピュアラブ!
果たして、【推し=恋人】…

33歳の秋津貴臣は、なんの変化もないサラリーマン生活を送っていたが、ある日、マンション1階のコインランドリーで洗濯をしていたとき、超絶美形のキラキラボーイ・ナナトくんと出会う。部屋に戻りTVをつけると、その画面にナナトそっくりの青年が。それはアイドルグループStartin'のメンバー「緑七斗」だった。

秋津は「お隣のナナトくん」と「緑七斗」が同一人物である確証を得られずに、会社でネット検索をするが、Startin'の公式サイトを閲覧しているときに部下の石井陽菜に見られてしまう。その偶然で、陽菜がStartin'ファンだということが発覚。いかにStartin'が売れているかを陽菜に語られ、秋津はナナトとの距離を感じ、これ以上関係が近付くことはないだろうと思う。

ところが秋津は偶然ナナトと再会を果たし、夕食を一緒に食べることに。そこでCDをもらい、ナナトくん=緑七斗ということを改めて知る。

秋津は翌日、七斗からもらったCDを「買った」と偽って、陽菜に見せる。すると、陽菜は秋津を屋上へ連れて行き、ノリノリでメンバー解説をしてくれた。加えて、タブレットを取り出しライブ映像を見せる陽菜。それを見ながら、秋津は確信する。「これは、俺が好きなやつだ」と……


▶元小説の作品URL

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