二学期初日の朝、夢である女の子の声を聞いた高校二年生のアキト。
 聞き覚えはないけど、どこか懐かしさに溢れた声。
 この声の持ち主はどんな人なんだろう。
 なんとなくただ無難に毎日を過ごしていた彼に起こった奇妙な出来事。
 でも、奇妙な出来事の一つ一つに、必ず特別な意味があるわけではない。そもそ…

正解は君のために


“答え”を見つけるにはあまりにも短すぎる人生の中を生きる人々へ