《MIXガールと歌う俺》神ウタウロイドPな地味かわいい後輩に歌い手デビューを打診されたら。

作者ヤマモトユウスケ

何事にも夢中になれない高校生、遊馬。
『夢中になれるもの探し』の一環でカラオケに行くと、神ウタロPな後輩、るるに「『歌い手』になりませんか」と打診される。渋る遊馬だが、脅されて一曲だけ『歌ってみた』を作ることになる。
るるは遊馬を自宅スタジオに招待する。
遊馬の歌は正確だが感情がなく、るるは色仕掛…

何事にも夢中になれない高校生、遊馬。

『夢中になれるもの探し』の一環でカラオケに行くと、神ウタロPな後輩、るるに「『歌い手』になりませんか」と打診される。渋る遊馬だが、脅されて一曲だけ『歌ってみた』を作ることになる。

るるは遊馬を自宅スタジオに招待する。

遊馬の歌は正確だが感情がなく、るるは色仕掛けで感情を揺らそうと画策する。

音楽のためならなりふり構わないるるに、遊馬は呆れつつ憧れる。

遊馬の『歌ってみた』は好評で、るるから継続的な『歌い手』活動を提案される。

事情を知るたぬき先生にも頼まれ、遊馬はるる専属の『歌い手』になる。

るると過ごす中で、遊馬は『歌い手』にハマっていくが、ファンに個人情報を特定され騒動になる。

学校は「学業に無関係な活動の停止」を求めるが、るるは「学校の方をやめる」と即決。遊馬はるるとの熱量の差に打ちのめされ、「自分は音楽にも夢中になれない」と活動停止を受け入れる。しかし、たぬき先生に諭され、るるのためにできることを考える。

遊馬は渋る校長たちに頭を下げ、学校公認サークル『現代音楽研究会』を立ち上げる。

るるは退学を取りやめ、ふたりは今後も音楽を続けていく。