主人公ドラコは魔法王国のはずれに住む18才。その王国には王を守る近衛隊が在って、それぞれ黄道十二星座を冠した「魔導士」が務めている。既に11の枠が非凡な魔法士によって埋められており、更にその殆どは名家出身の稀人たちであったが、腕さえ立てばいいはずだとドラコは適性試験に臨む。試験はもとい卒業試験。彼には高貴な後ろ盾はおろか、家族がない。この小さな田舎町しか知らず、しかしそこに真の居場所はない。12番目の魔導士とならずして路頭に迷う。彼は名誉と居場所を求めて試験に賭けていた。そして恐ろしいほどの魔力を見せつけ、誰もがドラコの試験通貨を疑わなかったが結果は通過者なし。ドラコはくさくさ帰路に着く。連れ立つ親友ルカの歯切れの悪い返事を不思議に思っていると、彼は新設の席「十三番目の蛇遣い座」に任命されたことを知る。怒りに沈んだドラコは我を忘れ、気がつくと蛇になっていたー!

ドラコはルカに着いて王城へ向かう。十三番目は何故突如設けられたのか、蛇となった訳は?類い稀な魔力量を差し置き魔導師となったルカとは一体?空白の十二番目、古の予言、そして明かされるドラコとルカの正体。二人の絆が今、試されるー!