転校早々やらかしてしまい、友達が出来なかった美羽は、不登校で重い病気を持つ空と出会う。残り少ない人生の空と、嫌な過去を持つ美羽。二人の物語が、始まる。
純粋に、青く、白い。
ガラスのように透き通っていて
雨の雫のように煌(きら)めく。
夏(なつ)めく夏が、どんなに儚く美しいか。
そんな類(たぐ)いのものを詰め込みました。
「涙が出るくらい透明なものを書きたかった」
伝えたいのは、ただそれだけです。
────作者
表紙:装丁カフェ 様